ドテラと聞いて、すぐに「ドテラって怪しい!ねずみ講でしょう!」いうイメージを持つ方が多いようですが、本当にそうなのでしょうか?
その多くはドテラなどネットワークビジネスを一度もやったことがない人が言っていたり、そもそも「ドテラ」と「ねずみ講」それぞれの違いをはっきり理解せず混同している場合も多いようです。
そこで今回は「ドテラ」と「ねずみ講」の違いや本当に怪しいのかどうかを調べてみました。
ドテラの仕組みは怪しい?
「ドテラ」などネットワークビジネスはビジネス会員が、その会社の製品やサービスのよさを他の人に伝えて会員になってもらうビジネスで、別名「MLM(マルチレベルマーケティング)=連鎖販売取引」とも呼ばれています。
伝えられて会員になった人が同じように製品やサービスのよさをまた別の人に伝え、連鎖の仕組みができることで、その会社の製品やサービスを使う人が増えていきます。
ビジネス会員は他の会員を会社に紹介することにより、会社からその報酬をもらいます。
このように「ドテラ」などネットワークビジネスは連鎖的に会員を増やしていく仕組みで、木の枝のように連鎖で集客できることになります。
「ドテラ」などネットワークビジネスは「MLM」「マルチ商法」などと呼ばれ怪しいイメージがありますが、「連鎖販売取引」は違法ではありません。
「ドテラ」と「ねずみ講」の違いは?
「ドテラ」などネットワークビジネスは「ねずみ講」で怪しいと思われるのは仕組みが一見似ているからです。
しかし本当は「ドテラ」などネットワークビジネスは合法、「ねずみ講」は違法という違いがあります。
「ドテラ」は販売する商品やサービスがあり、「特定取引法」によって連鎖販売取引として法的に合法と認められています。
「ねずみ講」は紹介すればするほど被害者が出る、そんな仕組みから「無限連鎖講」とも呼ばれ、
1978年に「無限連鎖講」禁止法が成立しており「ねずみ講」は禁止されています。
ねずみ講は複数の人を紹介することでようやく元が取れる場合が多く、あっという間に自分と同じように損する人が増加していき、被害者が多発するということになります。
ドテラは怪しい!ねずみ講!と思われる理由
①「ねずみ講」と似ている仕組み
「ドテラ」などネットワークビジネスは、仕組み上「ねずみ講」と一見似ているので、同じで怪しいと誤解されることが多いようです。
②強引な勧誘
従来の口コミ中心の集客では家族や友人・知人を巻き込むことが多かったり、強引に勧誘する人がいたりすることも怪しいと思われる原因になっています。
③怪しい宗教の印象
熱心に商品やサービスの説明をすればするほど、怪しい宗教に入ったかのような印象を持たれることもあり、中には家族や友人・知人から完全に嫌われて、縁が切れてしまう場合もあるようです。
④会社に洗脳された印象
また世間から、「ドテラ」=「怪しい!ねずみ講!」と思われるのは、会社に洗脳されたかのような印象を持たれることも理由になっています。
上記のような印象を持たれないようにドテラに取り組むなら、狭い視野で考えずにドテラ以外のビジネスの状況や情報も認識しておくことが必要でしょう。
まとめ
「ドテラ」と「ねずみ講」は仕組みが一見似ているけれど、実は合法か違法かのハッキリした違いがあるんですね。
また「ドテラ」などネットワークビジネスはビジネス会員と一般会員があり、必ずしもビジネスをしなればいけないわけでもないので一般会員になれば、「ドテラ」以外の会社の会員になって商品を購入するのと同じだということも分かりました。
過去強引な勧誘や口コミをした時代もあり、「ドテラ」の印象が怪しい!ねずみ講!といったイメージになってしまいましたが、最近は各社厳しい規定により強引なビジネスは禁じられています。
「ドテラ」などネットワークビジネスに参加する場合は、その会社の商品だけでなく規定や方針、報酬プランなどもよく調べて、納得の上で参加するようにしたいですね。
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