タッパーウェアの仕組み誤解してない？図で解説してみた！ |

タッパーウェアと言えば、「怪しい」とか「ねずみ講」というイメージが未だに強いです。

一方安定した会員数を誇るネットワークビジネスの会社があるのは、その会社の商品やサービスを必要としている人がいるからです。

そこで今回はタッパーウェア等ネットワークビジネスの仕組みを誤解している人にも分かりやすく、図を使って解説してみました！

タッパーウェアの仕組みが怪しい原因とは？

タッパーウェアに怪しいとか胡散臭い等のイメージが強いのは、

●ねずみ講と仕組みが一見似ている

●強引な勧誘をする人がいる

●怪しい宗教のように洗脳されている印象

等が原因になっているようです。

上記のような印象を持たれないようにタッパーウェアのビジネスに取り組むなら、ねずみ講とは仕組みが違うこと、強引な勧誘はしない、タッパーウェアのビジネスのメリットとデメリット両方を理解して伝える必要があります。

「タッパーウェア」等ネットワークビジネスは、別名「MLM（マルチレベルマーケティング）＝連鎖販売取引」とも呼ばれています。

タッパーウェアはビジネス会員が、タッパーウェアの製品やサービスのよさを他の人に紹介して会員になってもらうビジネスで、紹介されて会員になった人が同様に製品やサービスのよさをまた別の人に伝えて連鎖の仕組みができることで、タッパーウェアの製品やサービスを使用する会員が増加していきます。

このように「タッパーウェア」等ネットワークビジネスは連鎖的に会員を増やし、木の枝のように連鎖で集客できる仕組みになっています。

「タッパーウェア」等ネットワークビジネスは「MLM」「マルチ」などと呼ばれ「怪しい」とか「ねずみ講」だというイメージがありますが、「連鎖販売取引」は違法ではありません。

タッパーウェア等ネットワークビジネスは、ビジネス会員が他の会員を会社に紹介することにより、会社からその報酬をもらう仕組みになっています。

「タッパーウェア」が「ネズミ講」と思われるのは、仕組みが一見似ているからです。

しかし「タッパーウェア」等ネットワークビジネスは合法ですが、「ネズミ講」は違法という違いがあります。

ネズミ講の特徴は実際には販売する商品やサービスがなく、下位メンバーの会員費を吸い上げることで組織を運営しているという点です。

ネズミ講は高額な会員費を支払わせ、他人を勧誘するとその会員費の半分が自分に、もう半分が上位メンバーに分配されていく仕組みのビジネスで、1960～70年代に社会問題になりました。

これを受けて、1978年に無限連鎖禁止法が成立して、ネズミ講という形態は禁止になりました。

「ネズミ講」は紹介すればするほど被害者が出るので、その仕組みから「無限連鎖講」とも呼ばれています。

タッパーウェア等ネットワークビジネスの商品は消耗品の化粧品、サプリメント、美容関連機器などが多く一般的な企業も販売していますが、タッパーウェア等ネットワークビジネスと何が違うのでしょうか？

一般企業の場合、商品を企画して製造した後にテレビCMや雑誌等で広告を出して販売していることが多いです。

しかしほとんどのタッパーウェア等ネットワークビジネスの会社は、ビジネス会員の口コミで商品を販売しています。

それでタッパーウェア等ネットワークビジネスの会社は、一般企業よりも広告費が削減できる分をビジネス会員への報酬や商品の研究開発に使えるので、商品の品質が高いものが多いようです。

より高品質の商品を求める人がタッパーウェア等ネットワークビジネスに参加して、口コミにより商品のよさを伝えている理由は、そこにあると言えるでしょう。

タッパーウェア等ネットワークビジネスは未だに仕組みが理解されてないことが多く、怪しい印象により高品質な製品やサービスを知ってもらう機会が減ってしまっているのは残念なことですね。

これからはタッパーウェア等ネットワークビジネスをする人が誠実な活動をするとともに、消費者に本当に良い商品やサービスが伝わっていくことを期待します。